はじめてのマイホーム探しのお役立ち情報。
理想の住まいを見つけることはとても大変です。
「東京近郊でマイホームを購入したいけれど何から始めればいいのかわからない」「物件情報が多すぎて選び方がわからない」「都心は高すぎるけど郊外過ぎても通勤が大変」などのお悩みをよく伺います。
今回は、マイホーム探しを始めるときに知っておくべきポイントをご紹介させていただきます。
物件探しの前に決めておきたい3つのポイント
住まい探しで初めにおこなうことは「物件検索・物件探し」です。
この物件探しをおこなう前に「エリア」「物件価格」「物件種別」の3つを明確にしておくと、あとの物件選びがスムーズにおこなえます。
まずは物件探しの前に決めておきたい3つのポイントをご紹介させていただきます。

1. 探すエリア・最寄り駅を決める
住まい探しで最初に考えたいのが「どこに住むか」です。
首都圏の居住地域は東京の都心である23区やアクセスのよい東京都の各市部、都心へのアクセスが良い首都圏のベッドタウンである埼玉県や千葉県や神奈川県など、さまざまな住宅エリアがあります。
それぞれ街の雰囲気や利便性、物件価格が異なるため、現在の生活スタイルはもちろん将来を見越した暮らし方に合ったエリア選びが重要です。
エリア選びの5つのポイント
● 交通の利便性
勤務先や学校の最寄り駅と同一沿線もしくは少ない乗り換えで行くことができ、通勤通学に便利。2WAY、3WAYなど複数の帰宅ルートがあると便利です。
● 生活の利便性
スーパーやコンビニ、商店街や商業施設などの買い物環境、学校や図書館や警察署などの公共施設、病院などの医療施設、公園などの場所が充実していると住みやすいといえます。
● 暮らしの安全性
街灯(防犯灯)が多く夜でも明るい。車道と歩道が分かれていたり道路の道幅が広くなっている。学校の通学路の車の往来が少ないなど、安心して暮らせる街であることもポイントです。
● 公園や緑地の有無
公園はお子様の遊びの場所であったり、ジョギングや散歩など憩いの場所としての利用はもちろん、地震や火事などの避難場所としても活用されるため、有無や数も重要です。
● 子育て環境
図書館や市民プールなどの公共施設、本屋さんや100円均一などの店舗が近くにあると何かあったときに便利です。また、行政によって子育て世帯への取り組みは異なるため、事前にチェックしておくことをおすすめいたします。
エリア選びの考えかた
・通勤に〇時間以内の距離がいい
・子育てしやすい街、子育て世帯が多い街に住みたい
・実家にも通いやすい沿線に住みたい
・自然が多く落ち着いた雰囲気の住宅街に住みたい
・少し郊外でも家の広さを優先したい
まずは上記のような希望を洗い出し、それに該当する市区や最寄り駅をすべてピックアップし、すべての該当エリアの物件を見てまわることをおすすめします。
そうすることで各エリアの相場感や住戸の特徴を把握することが出来るため、実際に探し出すエリアが見つかるかもしれません。
2. 予算と物件価格を決める
物件価格を決めるときのポイントは「購入できる価格」ではなく「安心して暮らせる価格」にすることです。
住宅ローンの借入額を考える
たとえば、住宅ローンを利用する場合、借入可能額は金融機関や返済比率などによって異なりますが、一般的には年収の5〜7倍程度が目安といわれています。
仮に年収500万円の方が7倍の3500万円の物件をフルローン35年で購入した場合、毎月の想定返済額は以下の通りです。
〇物件価格3500万円 返済期間35年頭金なしで借りた場合の月の想定返済額
※金利は試算するための一例となり、現在の金利を反映しているものではありません
(1)全期間固定金利4%/頭金なし/ボーナス払い無し/元利均等返済:月々15.5万円
(2)変動金利1.5% /頭金なし/ボーナス払い無し/元利均等返済:月々10.7万円
参考値ですが、年収500万円手取りはボーナスなしなら33万円前後、ボーナスありなら25万円前後といわれています。
この収入で毎月のローン支払いが家計を圧迫する可能性がないかをしっかりと考え、少しでも厳しいと感じた場合は日々の暮らしに影響が出ない返済額になるまで物件価格をさげることも大切です。
なお、下記の通りマイホーム購入時およびマイホーム購入後に物件価格以外の支払いが発生します。
家を買うときに物件価格以外にかかる費用
- 印紙税(売買契約書や住宅ローン契約書にかかる税金)
- 登記費用(登録免許税・司法書士への報酬など)
- 火災保険・地震保険料
- 住宅ローン借入費用(融資事務手数料・保証料・団体信用生命保険に関する費用など※金融機関によって異なります)
- 仲介手数料(仲介会社を通して購入する場合)
- 修繕積立基金・管理費・管理費等の清算金(マンションの場合)
- 固定資産税・都市計画税などの日割り清算金(引渡日を基準に売主・買主で精算することが一般的)
- 不動産取得税(購入後に都道府県から課税される税金※軽減措置が適用される場合があります)
- 引越し費用
- 家具、家電、カーテン、照明などの購入費用
- ネット回線、電話回線、テレビアンテナ工事費用
- エアコン設置工事費用
家の購入後に定期的に発生する費用
- 管理費・修繕積立金(マンション)
- 駐車場代(別途の場合)
- 固定資産税、都市計画税
- 火災保険(地震保険など)
- 経年劣化設備の補修(外壁、トイレ、給湯器など)
現在の収支と将来の資金計画を考える
日々の生活費の出費に住宅ローンの返済がプラスされるだけでなく、家を購入すると定期的に支払いが発生するものがでてきます。
また、お子様が生まれた場合の教育費、老後のための貯蓄、災害時の補修、住まいの不具合の修繕など将来の家族の変化によっても必要なお金は変わってきます。
物件価格を考えるとき、住宅ローンの支払いだけを見て判断するのではなく、トータルコストを考えるとともに、将来の資金計画も考えておくことが、無理なく安心して暮らせる住まい選びにつながります。
3. 物件の種類を決める
住まいにはマンション・新築戸建て・中古戸建・注文住宅などをはじめ、さまざまなタイプがあります。
まずはそれぞれの概要についてご紹介させていただきます。
● マンション
立地がいい場合が多く、セキュリティや共用設備が充実している点が魅力です。東京では比較的マンションの流通量が他より多くなっています。戸建にはない管理費や修繕積立金などの支払いがあり、駐車場も別途費用のケースが多くなっています。
● 新築戸建て(建売)
新しい設備が入っていることが多く注文住宅よりも価格を抑えて購入することができます。マンションと異なり、家の修繕費用は自分で計画的に積み立てておく必要があります。中古戸建より経年劣化による交換や補修の頻度は遅くなります。
● 中古戸建て
新築より価格を抑えられることが多く、流通量も新築戸建てより多いことが特徴です。ただし、地域・築年数・土地面積などによって価格は大きく異なってきます。また、リフォームやリノベーションが必要な場合もございます。
● 注文住宅
土地探しから始め、自分たちのライフスタイルに合わせた自由な住まいづくりができます。土地の購入価格と住宅の建設価格が必要となるため、支払い額は同一条件の戸建よりも高くなりがちです。また、引き渡しまでの時間も長くなりがちです。
物件種別はエリアと価格である程度決まる
希望のエリアによってマンションが多い・中古住宅が多いなどの傾向があります。また、予算によっても検討できる種別が決まってくる場合があります。
マンションと一戸建て、新築と中古。それぞれにメリットとデメリットがありますので、生活スタイルにマッチしたものを選ぶことが大切です。
こだわり条件について考える
マイホーム購入では、「理想の条件」をたくさん挙げたくなります。
例えば下記のような絞り込み条件があります。
・駅から徒歩5分以内
・広いリビング
・南向き
・バルコニー付き
・角部屋
・眺望が良い
・駐車場付き
・ペット可
など、希望を挙げればきりがありません。
しかし、すべての条件を満たす物件は非常に少なく、見つかったとしても価格が高くなる傾向があります。
そのため、「絶対に譲れない必須条件」と「あればうれしい条件がなくてもいい」に分けて整理しておくことが大切です。
絞り込み条件について
絞り込み条件が多ければ多いほど該当する物件は見つかりません。
資料ではわからない良さがあるかもしれないため、多くの物件を見に行くことも物件探しでは重要になります。
そのために、絞り込み条件は絶対に譲れないもの以外は「あったら嬉しいけどなくてもいい」と割り切った方が良い物件と出会える確率が上がるかもしれません。
必須にしたい条件のみに絞る
例えば、通勤時間は60分以内で、最寄り駅から15分以内の2LDK以上。など、絶対に欠かせない条件で絞り込むことで選択肢が広がり、さまざまな物件情報を見る機会が出来ると思います。
物件探しに慣れ始めたら、よりスムーズに物件探しができるように、すこしずつ条件を加えていく形をおすすめいたします。
気になる物件があればすぐ行動
良い物件情報があれば早めに内見する
首都圏では良い条件の物件は掲載後すぐに申込みが入ることがよくあります。
「もう少し考えてみよう」「いったんキープしよう」と迷っている間に売れてしまうケースも多いため、条件に近い物件を見つけたら、できるだけ早く内見を予約することが大切です。
資料と内見では印象が違うことがある
インターネットの写真や間取り図は参考になりますが、実際に現地へ行くと印象が大きく変わることがあります。
例えば下記のようなものは現地だからこそ分かる情報です。
- 思ったより部屋が広い
- 日当たりが想像以上に良い
- 周辺道路の交通量が多い
- 電車の音が気になる
- 周辺施設が充実している
後悔しない住まい探しのためにも、気になる物件は積極的に見学しましょう。
内見時にチェックしたいポイント
内見では室内だけを見るのではなく、「実際にこの家で暮らすこと」をイメージしながら確認することが大切です。
● 設備の内容や機能性
キッチンには食洗器はあるのか。浴室には浴室乾燥機はあるのか。玄関収納やウォークインクローゼットやパントリーなどの収納スペース。コンセントの位置、給湯設備、エアコン設置場所などを細かく確認しましょう。
生活動線も意識すると、住み始めた後のイメージがしやすくなります。
● 日当たり・採光
室内の明るさは住み心地に大きく影響します。
南向きでも周囲の建物によって日当たりが変わることがあるため、窓からの採光や風通しをしっかり確認しましょう。
可能であれば時間帯を変えて見学すると、より実際の生活をイメージできます。
● 共用部分や管理状況
マンションの場合は、エントランス、廊下、エレベーター、ゴミ置き場、駐輪場、宅配ボックスなども確認しましょう。
共用部分がきれいに管理されている物件は、管理体制がしっかりしているケースが多く、長く安心して暮らせます。また、ゴミ出しルールや管理会社の対応なども確認しておくことも大切です。
● 周辺環境について聞く
中古の場合は住んでいる方に聞く。新築の場合は事前に調べたり担当営業に聞くと教えてもらえると思います。スーパーやドラッグストアやコンビニまでの距離、病院や保育園・学校などの場所、公園、銀行、飲食店など、日常生活で利用する施設が近くにあるかどうかを確認しましょう。
● 街を歩いてみる
実際に周辺を歩いてみることも大切です。車の交通量、道幅、街灯の数、人通りなどをチェックしたり、家の周辺の雰囲気や静けさ、駅周辺など賑わっている場所の雰囲気も事前に知っておくと、暮らしたときのギャップを抑えることが出来ると思います。
また、昼と夜では街の雰囲気が異なることもあるため、時間帯を変えて歩いてみるのもおすすめです。
● 担当営業に聞く
不動産の仲介営業は不動産のプロです。日々、さまざまな物件情報を確認し、たくさんの購入希望者を案内しています。
内見したときの担当営業の評価や印象、物件価格の妥当性、同じような物件の有無など、とにかく色々と質問してみるのもおすすめです。
まとめ:首都圏で住まい探しの3つのポイント
1.探す前にエリア・予算・種別を考える
- 探すエリアを決めるとき、交通の利便性、生活の利便性、暮らしの安全性、公園や緑地の有無、子育て環境の5つを考える
- 予算を決めるとき、借入額ではなく将来の資金計画で無理のない返済額から考える
- 種別を決めるとき、条件を絞りすぎず絶対譲れない必須条件から考える
2.いい物件が見つかれば早めの行動
良い物件はすぐに売れてしまう傾向にあります。
すこしでもいいなと思ったら、早めの内見予約がポイントです。
3.内見で実物をチェックし周辺の雰囲気を知る
目で見たら印象が変わる場合があります。また、見なければわからないこともあります。
自分自身が暮らすことをイメージして、家の設備、共用部分、周辺環境をチェックすることが大切です。
マイホーム購入は一生に何度も経験するものではありません。
だからこそ焦って決めるのではなくしっかりと考える必要があります。また、購入してから終わりではありません。そこから暮らしがスタートします。
理想のマイホーム探しは、安心できる暮らしが出来る住まい探しだと考えています。
東京近郊での住まい探しはお近くの福屋不動産販売へお気軽にご相談ください。

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